本日は、セミナーで京都に来ています。このセミナーは毎年二回開催されるのですが、
毎回豪華ゲスト講師から何かしら新しい気づきを得られるので、時間が
許す限り極力参加しているようにしています。
今日の大物ゲストは将棋界の天才棋士、羽生善治さんでした。
最近、出版された「決断力」という本を読んで、羽生さんに対してちょうど
興味を持ち出したときだったので、今日の講演は耳をだんぼのようにして
聞いていました。
今日の講演のテーマは「決断力」。
対局の際、どのように次の一手を決めているのか、その思考プロセスについて
詳しくお話されていました。今日のお話を聞きながら、強く感じたことは
将棋と経営はとても似ているな、ということでした。羽生さんは普通に将棋についての
お話をされていただけのようですが、毎日毎日経営のことでもがいている私には
将棋の道を究めつつある羽生さんのお話が、経営に対してもとても参考になる
ものに聞こえました。
早速セミナーをまとめてみたら、8個も9個も大きな気付きがあったのですが、
心に残ったお話を一つだけしたいと思います。
「大局観と読み」
将棋を指すとき、何手先を読むということも大事なことですが、それと同じくらいに
大局観が大事だと羽生さんはおっしゃっていました。
「盤面を1枚の絵として見て、それがどう動くといいか」を常に考えながら
将棋を指しているそうです。
羽生さんが言うには、10代、20代の頃のほうが、先の手を「読む力」は優れていた
といいます。30代になり、若い頃のように「ただただ考える」のではなく、
大雑把な概念を読むようになってきたということです。
これを経営に当てはめると次のように言えると思います。
20代の頃はがむしゃらに突っ走って、ただただ儲かるために儲けるためにあれこれ
知恵をふりしぼって体力で勝負していた。ミクロで儲かれば全て良しとしていた。
それが、30代になり、経営には「羅針盤」がいるのではないか、マクロに物事を
見れるようになってきた。自社をちょっと遠いところから見つめて判断をできるように
なってきた。いわゆる、理念とか戦略というものを真剣に考え出すようになった。
会社をどのような作品にしたいのか、会社をどのような方向に持って行きたいのか
そういう余裕がようやくできるようになってきた。
こんなふうにおもいました。
私の勝手な解釈では、羽生さんの将棋の指し方と経営のスタンスというものがとても
似通っているように思って一人でうなずいていました。
その後、立食パーティーのとき、羽生さんと名刺交換をしました。
「羽生さんの名刺なんかなかなかもらえないぞ!」と続々と受講されていた経営者の
方たちが羽生さんの前に列をなしていました。羽生さんは、食事をする間もなく
サインや写真撮影に気さくに応じていらっしゃいまいた。身近でお話をすると非常に
謙虚で高潔な人だと感じ、ますます羽生さんのファンになりました。
舞い上がってツーショット写真を撮ることはできなかったんですけどね(^_^.)
さて、また明日朝八時半からセミナーがあるので、頑張って勉強してまいります。
明日は、これまたお話を聞きたかった星野リゾートの星野佳路氏が登場します。
今からとても楽しみです。また明日、気付きをレポートします♪

